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写真的事件

山崎 博

4月10日(火) - 5月10日(木)

山崎 博は、’70年代初頭より数々の実験的な写真作品や映像を発表してきました。それらの作品はジャンルを超え、美術界全体に大きな衝撃を与えました。その多彩で独創的な山崎の仕事は一つの事件だった。
本展は、山崎の代表的な連作「ヘリオグラフィー」を含む約30点を展示いたします。
<関連イベント>
4月21日(土)19:00~ トークイベント:山崎博、ホンマタカシ、光田由里 (敬称略)
       参加費:500円、定員:50名

<関連の印刷物>
展覧会を記念し、「ヘリオグラフィー」の印刷物を出版します。
A4サイズ オフセット印刷 7枚+山崎 博「ノート」1枚、計8枚、封筒入り.300部限定

山崎博 1946年長野生まれ
1969年、23歳で写真家として活動を開始した山崎 博は、当初は演劇集団「天井桟敷」や前衛音楽グループ「タージマハル旅行団」などの記録や雑誌の仕事などをしていましたが、徐々に写真そのものへと興味が移り、自宅の窓をフレームに見立て、撮影を行うようになりました。このミニマルな撮影行為を繰り返す中で、「写真を成り立たせる最小の要素は光軸と時間軸」という考えにいたり、それは後に山崎の代表作となる、長時間露光による太陽の動きが映し出された写真「ヘリオグラフィー」を生み出すに至りました。また山崎が追求する「写す」行為は、ゼロックスコピー機にカメラ機能を持たせて日常の風景をコピーしたり、ピンホールカメラの原理を利用して撮影された桜やあじさいのソフトフォーカス写真など、いずれも実験的で、「写真」の概念を拡張する行為で満ちあふれています。
近年写真による絵画的な作品を制作する写真家たちが目立つ中で、70年代半ばより写真の構造と機能に着目し、常に新しい写真表現を試みて来た山崎博の40年以上にわたる活動の一端を紹介する展覧会です。

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