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ジャパン・ポップ

秋山祐徳太子、赤瀬川原平、工藤哲巳、篠原有司男、田名網敬一、三木富雄、吉野辰海、吉村益信、他

8月1日(火)ー31日(木)

ギャラリー360°では2000年を記念し、戦後の歴史の中でも特殊で特別な意味を持つ時代であった60年代を検証する展覧会を今年一年間行っていますが、8月は欧米のネオダダやポップアートの波を浴びながらも独自の芸術を創り出した日本の作家たちの作品を”ジャパン・ポップ”と題し、展示します。
若者たちが世界を自分たちの手で変えようと、愛と平和を求め戦った60年代、アートの世界では既成の芸術を根底から揺るがすポップ・アートやミニマル・アートといったムーブメントが興った。特にポップ・アートは映画スターた大衆的な日用品や大量生産された商品などがモチーフとなり、親しみやすく分かりやすかった為、その出現と同時に大成功をおさめていった。日本でも、この時期、戦後の痛手からようやく復興を見せ始める60年代、また安保闘争で明けるこの時代は、体制や
既成概念を打破し、変革を求めた時代でもあった。アート界では、欧米のポップ・アートやネオダダの影響を受けながらも、ネオ・ダダ・オルガナイザースやハイレッドセンターなどといった、日本固有のアートが形成されてゆく。日常、眼に触れている日本的で大衆的なモチーフを全面に打ち出しながら、欧米のそれよりは、より前衛的で破壊的な、反芸術ともいうべき行為や作品である。それは日本独自の戦後文化の一核を成すものであり、我が国の60年代文化を検証する上で、欠かせない一面である。

<イベント>
8月5日(土)、26日(土)/秋山祐徳太子
ビデオ&人生相談(芸術指南受付中)「通俗的芸術論」40分、1985
18:30ー 

8月12日(土)、19日(土)/田名網敬一
ビデオ&映画「昇天する家(田名網敬一の桃源郷)」20分、1987
フィルム「幼視景(序説)」16ミリ、11分、1978
18:30ー  

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